一度は行ってみたい!  「どうする家康」ブームに沸く、「浜松市」

旅行

 浜松市のシンボル「浜松アクトタワー」展望回廊から市の中心部を望む

静岡県の政令指定都市「浜松市」

 「どうする家康」ブームに沸く、地方都市・静岡県浜松市。私はここで暮らしはじめて12年が経ちます。田舎から出てきた私にとって浜松市はとても住みやすい街です。
 人口約80万人、面積は岐阜県高山市に次いで全国第二位です。南は遠州灘から、北は長野県境の山間部まで、美味しい海の幸、山の幸がいっぱいあります。
 浜松市の観光スポットは、「浜松城」、「浜松大河ドラマ館」、「浜名湖」「浜松フラワーパーク」「浜名湖パルパル」、「浜松フルーツパーク」、「中田島砂丘」、「舘山寺温泉」などがあり、見どころ満載です。
 浜松市は2005(平成17年)7月1日、12市町村が合併して誕生し、2007年に7つの行政区を持つ政令指定都市(政令指定都市では全国15位、県庁所在地以外では全国4位)になりました。しかし、人口減少や行政サービスの向上を目指し、2024年1月1日には、中央区、浜名区、天竜区の3つの行政区に再編されます。
 そんな浜松市には魅力がいっぱいです。まず、JR浜松駅の北東には、市の所有施設と民間の所有施設の複合施設群、「アクトシティ浜松」があります。「大ホール」をはじめ、「楽器博物館」、「展示イベントホール」などがあり、毎年多くの観光客が訪れます。

浜松アクトタワー

 その中でも、ひときわ目を引くのが浜松市のシンボル的存在である、地上45階建て、高さ213mの「浜松アクトタワー」(全国23位の高層建築物)がそびえ立っています。45階「展望回廊」(料金500円)にはNHK大河ドラマ「どうする家康」の資料が多数展示されています。また、360度の風景を見ることができ、南は遠州灘の美しい海、北は中心市街地、天気が良ければ遠く日本アルプスや富士山を望むことができます。

 北東より浜松市の中心部を望む。左が「浜松アクトタワー」、右には地上32階の2つの高層マンションが見えます。

浜松城

 家康が17年間を過ごした出世城「浜松城」は、浜松駅の北北西の中区元城町にあり、駅からは徒歩約20分です。浜松城のある、浜松城公園内は桜の名所でもあります。
 浜松城公園周辺の施設や観光スポットには、「浜松城天守閣」、「家康公松鎧掛松」、「浜松市役所」、「浜松市美術館」、「ホテルコンコルド浜松」、などがあります。また、浜松城公園の中央広場には、2023年3月10日にグランドオープンした「浜松大河ドラマ館」があります。この中央広場の正面から「浜松城」が一望できます。

 浜松城公園中央広場から望む「浜松城天守閣」。ここには「浜松大河ドラマ館」があります。

おわりに

 新幹線では東京から約1時間30分、名古屋から約50分、大阪から約1時間30分です。こんな近い場所に、こんな素晴らしい観光スポットがあるのですから、宿泊だけしてほかの観光地に行くなんてことはやめて、ぜひ浜松市をじっくり観光していただければありがたいです。
 とても重要なお知らせを忘れていました。浜松市では毎年200万人が訪れる、「浜松まつり」(5月3日から5日までの3日間)が4年ぶりに開催されます。昼間は中田島砂丘での凧揚げ、夜は御殿屋台引き回しがあります。
 それから、ビッグニュースは5日にNHK大河ドラマ「どうする家康」の家康役で好演している、「松潤」こと、「松本潤」さんの騎馬武者行列が行われるということです。ですから、まつりでは例年以上の人出が予想されます。私はこれを見るために申し込みをしました。抽選で選ばれることを期待して、この日を楽しみに待ちたいと思っています。
 浜松まつりを見るだけでも一見の価値があります。しかも松潤が来浜するのです。浜松に来ないわけにはいかないでしょう。ということで、浜松市民を代表して、「おいでん!浜松へ」と切に願います。

コメント