一度は行ってみたい!  はままつフラワーパーク

旅行

 静岡県浜松市には観光スポットがたくさんある、と前回のブログでご紹介しましたが、その中から私がお勧めするのは、「はままつフラワーパーク」です。

はままつフラワーパーク

 浜名湖畔の自然の地形を活かして作られた園内では、世界一美しいと言われている「桜とチューリップ庭園」をはじめ、フジ、バラ、ハナショウブなどが四季折々に咲き誇っています。
 季節ごとに趣向を凝らしたテーマ展示を行っている、大温室「クリスタルパレス」や、水と音楽の「大噴水ショー」、園内を走っている観覧乗物「フラワートレイン」も人気があります。
 園内では季節ごとに各種イベントを行っていますが、桜の季節やクリスマスシーズンにはライトアップされた夜間開園を楽しむこともできます。
 私はガーデニングが趣味ですので、四季折々の様々な花を見るのがとても楽しみです。ですから、フラワーパークには毎年行くようにしています。
 今年は4月5日(水)に行きました。残念ながら桜の季節は終わっていましたが、様々な色のチューリップが最盛期を迎えていて、その美しさに感動しました。
 入園料1,000円を払って園内に入ると、まず見事なチューリーップが私たち(妻と長女と孫娘)を迎えてくれました。

フラワートレイン

 園内は総面積30万㎡もの広さを誇っているので、歩いて見学するのは大変です。そういうわけで、孫娘の希望もあって園内一周のフラワートレイン(大人100円、子供50円)に乗りました。
 トレインの運転手さんが運転しながら、その場を通過するタイミングで、草花の説明をしてくれます。実際に草花を目で見ながら説明が聴けるので、とてもありがたいです。
 トレインは要所要所で停車してくれるので目的地まで簡単に行くことができます。孫娘のお目当ては、「遊具 こども広場」です。

芝生広場

 トレインを降りると右手に滑り台などの遊具があります。孫娘は滑り台を大好きですので、一目散に走っていて滑りはじめました。  
 この場所にはかつてキッチンカーが3~4台くらいあって、テーブル席で食事ができたのですが、新型コロナの影響で今では屋外にあるキッチンカーだけになりました。

こども広場

 満足いくだけ遊んだ孫娘は「観覧車に乗りたい」と言いだしました。坂道を上っていくと左手に階段があって、登り切ったところに観覧車やトランポリンや、ハンドルとアクセルだけがついた、子供用のミニカーが備え付けられた、広場がありました。
 孫娘が真っ先にやったのは、「トランポリン」でした。しばらくやってから「虫がいる」と言って、時間前にやめてしまいました。係のおじさんが「可哀そうだからミニカーに乗ってもいいよ」と言って残りの時間分のお金をくれました。孫娘は大喜びでミニカーに乗ることができました。
 最後に「観覧車」に乗りました。私は高所恐怖症ですので、下で見ていました。観覧車からは浜名湖が一望できますし、天気が良ければ富士山も見ることができます。
 こども広場を出た私たちは、様々な色のチューリーップを見ながら「クリスタルパレス」に向かいました。

スロープカー

 チューリップの美しさを堪能した私たちは、2020年3月に完成した「スロープカー」に乗りました。この乗り物は高低差20mをあっという間にクリスタルパレスまで運んでくれました。料金無料はありがたいです。

クリスタルパレス

 スロープカーを降りてから、大温室「クリスタルパレス」に入りました。孫娘のお目当ては、売店で売っている「ソフトクリーム」です。中でもバラの香りのする「キングローズソフトクリーム」はここでしか食べられない逸品です。

大道芸

 クリスタルパレスを出ると、面白いものに出会いました。手品の大道芸でした。4人で階段に座って見学しました。
 最後に手品師のお兄さんが、「誰か鳥の絵を描いてくれませんか?」と言うと、すかさず孫娘が手を挙げました。私たち3人は孫娘の積極性にはいつも驚かされます。
 描いた絵も見事でしたが、その絵を使った手品も見事でした。観衆のみんなで両てのひらを顔の前で重ね(鳥の真似)、鳥が羽ばたく動作をして呪文を唱えると、手品師の前にあったテーブルが空中に舞い上がったのです。これには、さすがの私も驚きました。どんなからくりがあったのでしょうか? 謎です。

藤の花

 園内の見学を終えて、出口に向かおうとしたところに、鉢植えの見事な藤の花がありました。園内にある藤棚のフジはまだ咲いていませんでしたが、この場所ではいち早く藤の花を見ることができました。私たち家族は、みんな大満足でフラワーパークを後にしたのでした。

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