一度は行ってみたい!  富士山世界遺産センター①

旅行
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 日本人の自然観や日本文化に多大な影響を与えてきた富士山が、「ユネスコ世界遺産委員会」によって、「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」として世界文化遺産に登録されたのは2013年のことです。
 それを受けて静岡県と山梨県の両県に、「富士山世界遺産センター」が設置されました。両県ともそこから見える富士山の景色は異なりますが、それぞれ趣のある雄大な富士山の姿を望むことができます。

山梨県立富士山世界遺産センター

 私が最初に訪れたのは、2016年6月22日にオープンした「山梨県立富士山世界遺産センター」でした。
 東名高速道路浜松ICから清水JCTを経由して新東名高速道路に入り、新御殿場IC出口から東富士五湖道路(国道138号)を進みました。それから、富士吉田IC出口から国道139号を河口湖方面に向かって進み、富士吉田IC入口から県道707号に入ってさらに進んでいった先に、「山梨県立富士山世界遺産センター」がありました。周りを山に囲まれた場所で、「こんな閑散とした場所にあるのか」と驚きました。

館内案内

 館内は展示ガイドシステムになっていて、展示物や富士山の構成資産をわかりやすく説明していました。展示ガイドナビゲーターはあの元気なお兄さん、いやおじさんかな? 「松岡修造」さんでした。中央にドカーンとそびえ立っている、ブルー色からオレンジ色に変化する、和紙でデザインされた全長15メートルの富士山の模型(張り子?)に驚かされました。

写真は正面から見たブルー色に輝く富士山の模型です
左上のハイビジョンスクリーンには美しい滝の映像が流れていました

富士山LAVA CAFE

 見学を終えてちょっとひと休み。小腹が空いたので館内にある「富士山LAVA CAFE」で昼食にしました。数あるメニューの中から、私が選んだのは「青い富士山カレー」でした。青いカレーなんて聞いたことがありますせん。見た目はあまりおいしそうではありませんでしたが、食べてみたら結構おいしくてやみつきになりそうでした。このカレー、なんと「やまなしギフトコンテスト2022最優秀賞」を受賞しているんです。

青いカレーは「山肌」を、ピクルスは「樹海」を、そしてフライドオニオンは「溶岩」をイメージしています。

北館と南館

 北館は「自然」を中心とした展示施設です。ハイビジョンスクリーン、自然コーナー、世界遺産ガイダンスコーナー、イベントスペースを備えつけた、「展示室」と「研修室」のほかに、レストランや売店がありました。休館日はなくて年中無休です。
 南館は「文化」を中心とした展示施設です。展示室、図書・資料室、多目的ホール、会議室などがありました。休館日は毎月第4火曜日です。
 北館、南館共に入館料は無料で、開館時間は通常は9:00~17:00、7月~8月は8:30~18:0012月~2月は9:00~16:30です。

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