NHK大河ドラマ「どうする家康」の舞台になった「岡崎城」。家康の生い立ちを知るうえで、ぜひ行ってみたい観光スポットの一つです。
岡崎公園にある岡崎城は徳川家康が生まれた場所。静岡、浜松とともに「大河ドラマ館」がある場所としても有名です。
岡崎城
岡崎城は2023年1月21日(土)にリニューアルオープンしました。デジタルサイネージやタッチパネルなどを活用した展示解説を楽しめます。4階にあるシアタールームでは、床面に投影された現在の地図から過去の城郭・城下町を、デジタル技術を駆使した鮮やかな映像と音響で楽しめます。
見事な松の後ろには岡崎城天守閣がそびえ立っていました。
お城の境内にある銀杏の木が鮮やかな黄色に色づいていました。
大樹寺
お城の見学を終えて車で北に3.4㎞ほど走ると「大樹寺」がありました。「ビスタライン」を使えば歩いて3㎞ほどで大樹寺に到着します。このビスタラインは、岡崎城と大樹寺を結ぶ景観のことを指します。徳川家光の時代からあったそうです。「ビスタライン」の「ビスタ」は「眺望・展望」を意味します。「眺望や展望を楽しみながら歩く道」とでも訳せばいいでしょうか?
「大樹寺」は徳川家・松平氏の菩提寺です。ですから、岡崎城を見学した後は、必ず足を運ぶべき観光スポットです。
大樹寺の境内に鮮やかに朱色に染まったもみじがありました。
かつて桶狭間の戦いで信長に敗れた家康が岡崎に逃げ帰った際、大樹寺の周りを敵に囲まれ、「もはやこれまで」と松平家のお墓の前で自害しようとしたとき、大樹寺の住職から「穢れた(よごれた)この世を厭い(いとい)離れたいと願い、心から欣んで(よろこんで)平和な極楽浄土をこい願う」と言われ、切腹を思いとどまったと言われています。(大河ドラマ第2回の放送でこの場面が放映されました)
大樹寺は国の重要文化財に指定されています。
境内を歩いていたら、次のような言葉が目に留まりました。
とても感動したので、思わず写真に収めました。「言葉というのは人の心を傷つけることもあれば、人を温かい気持ちにすることもある」と言う意味です。
私自身も人とのコミュニケーションの場で、相手を傷つける気持なんか微塵もないのに、つい相手をつらい気持ちにさせるひと言を発してしまったことがあります。
人と話をするときには、責任を持って言葉を使わなけれならないとつくづ感じます。政治の世界でも、不用意な言葉を使ったために辞任に追い込まれるというケースが多々あります。私たちは社会人として、言葉の使い方には十分気をつけたいものです。
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