さて、今回からしばらく、私が過去(時期の古い順)に訪れた観光地をご紹介します。第1回は京都府宇治市です。
三室戸寺
2016年5月3日(火)
京都府宇治市にある「三室戸寺」(みむろとじ)を訪れました。三室戸寺は、本山修験宗の別格本山の寺院です。山号は明星山です。本尊は千手観世音菩薩です。西国三十三所第10番札所です。
本尊:先手観音(秘仏)
宗派:本山修験宗
創建年:770年ー781年(伝・宝亀年間)
寺格:別格本山
山号:明星山
札所等:西国三十三所第10番;神仏霊場巡拝の道第124番
(京都第44番)
拝観料:500円
つつじ園
私が訪れたときは、ツツジが見頃の時期でした。「つつじ園」には2万株ものツツジが咲いていました。そのあとは、アジサイが6月中旬から7月上旬に見頃に、さらに7月上旬から8月上旬にかけては本堂前の蓮の花が見頃を迎えるそうです。
ツツジ、アジサイ、蓮の花の3種類の花を楽しむためには、3回ここを訪れないとダメですね。このように、季節によって種類がちがう花を楽しめるこの三室戸寺は最高の名所ですね。
平等院鳳凰堂
そのあと、同じく宇治市にある「平等院」を訪れました。
「平等院鳳凰堂」については、あまりにも有名ですので今さらご紹介するまでもありませんね。平安時代後期(1052年)に、時の関白藤原頼通によって建立された阿弥陀堂です。池の中島に建てられることで、まるで極楽の宝池に浮かんでいる宮殿のようです。その美しい姿をこの池の水面に映し出しています。まさに「国宝」にふさわしい建立物です。栄華を誇った藤原摂関時代をしのぶことのできる唯一の貴重な遺構です。
鳳凰堂とは、正面から見た姿が翼を広げた鳥のように見えることから、江戸時代初期からそのように呼ばれるようになったと言われています。
本尊:阿弥陀如来坐像(国宝)
宗派:単立
創建年:1052年(永承7年)
開山:明尊
山号:朝日山
札所等:神仏霊場巡拝の道第125番(京都第45番)
拝観料:600円
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