共同出版第1弾小説「俺たち花も実もある一浪組」が、つむぎ書房から8月23日に発売されました。
同じく第2弾が令和5年度内に出版されることが決定しました。
先日、某出版社と出版契約を取り交わしました。
契約書では出版は6か月以内と書かれていました。
ですから、新年早々か遅くとも3月までには出版になります。
現在は初校原稿の検討に入っています
どんな小説なのか詳しくご紹介します。
本のタイトルについて
初版が出版されたのは、2022年5月30日です。
内容と表紙デザインを変えて、約3か月後の8月22日に第2版を出版しました。
これから出版される本とは、タイトルも内容も表紙デザインも違っていました。
初版本について
表紙と裏表紙の色は白色でワンポイントをつけました。
タイトルは「RUNNERランナー」でした。
中央にランナーの影絵がデザインされています。
裏表紙には簡単な概要を載せてあります。
第2版本について
表紙の色は青色、裏表紙は白色です。
タイトルは「RUNNERランナー」で変わりありませんが、位置と挿絵を変えました。
挿絵はランナーが集団で走っている様子を、足の動きで表現してあります。
裏表紙は小説の概要に加えて、ランナーの影絵も入れてみました。
今回出版される本について
7月30日に東京日本橋にある「アメージング出版」に小説の原稿を送りました。
1か月後にアメージング出版から「本にしないか」という提案がありました。
3つの出版形態が提案されました。
① ネット販売+依頼があった書店販売
➁ ネット販売+電子書籍+依頼があった書店販売
③ 書店販売
共同出版ですので、いずれも一部を著者が費用を負担することになります。
もちろん、自費出版のように出版費用が100万円も200万円もかかりません。
私は➁を選択しました。
タイトルは「RUNNER―おっさんたちの駅伝―」です。
小説の背景について
この本は静岡県浜松市天竜区佐久間町が舞台です。
私の故郷は山や川が美しい自然の豊かな町です。
そこで50年間続いてきた、伝統のある「佐久間駅伝」をモデルに小説を書きあげました。
佐久間駅伝は地元の一大イベントです。
町内のランナーだけでなく、役場職員、地域の各種団体(消防団、婦人会など)、中高生ボランティアなど、多くのバックアップがあって開催される町を挙げての駅伝大会です。
町内外から100チームのランナーたちが参加します。
私も地元の駅伝チームで仲間とともに、長年ランナーとして佐久間路を走ってきました。
この小説で訴えたいこと(小説の価値)について
私のもとに衝撃的なニュースが飛び込んできました。
9月8日の静岡新聞に、「50年続く佐久間駅伝、廃止 コース確保できず 浜松市天竜区」というタイトルで、佐久間駅伝廃止のニュースが報道されていました。
私は一瞬、言葉を失いました。
コロナ過でしばらく中止されていましたが、来年こそ(大会は毎年1月の最終日曜日)実施できると信じて、トレーニングをしていた矢先のことでした。
奇しくも私の小説が出版に向けて準備をはじめたばかりのことです。
佐久間駅伝がなくなるこのタイミングに、私の小説を多くの読者のみなさんに読んでいただき、こんな素晴らしい駅伝大会が佐久間町にはあったのだ、と感じてほしいと意を強くしました。
どんな形の本になって誕生するのか、私にもわかりません。
ですが、読者の皆さんに感動と勇気を与えることは自信を持って断言できます。
本が出版された折にはぜひ手に取っていただき、佐久間駅伝に参加しているランナーたちやそれを支えるボランティアみなさんの、熱き想いを感じ取っていただければ幸いです。
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