君は友の幸福のためにどれだけ本気になれるか! ――この小説のテーマです

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私は2023年8月23日、「俺たち花も実もある一浪組」をつむぎ書房から出版しました。
この小説は大学受験に失敗し一浪になってしまった一人の大学生が、友人や恋人に支えられながら挫折を乗り越え、
絶望からやがて希望を見い出すまでの大学1年間のキャンパスライフを描いた物語です。
ですが、私がこの小説で本当に描きたかったのは、単に挫折を乗り越えていく一人の大学生の姿ではありません。

インドの宗教家・政治指導者のマハトマ・ガンディーは「インド独立の父」として知られています。
ガンディーが残した言葉の中に、
「友の幸福のためにどれだけ尽くしているか、そこに人間の偉大さを測る物差しがある」という名言があります。
私はこの言葉をお借りして、「君は友の幸福のためにどれだけ本気になれるか!」という文言をこの小説の真のテーマにしました。 
友のために本気になって行動できる人――そんな人をこの一人の大学生を通して描きたかったのです。
また、この小説のキャッチフレーズは、「現役大学生とかつて大学生だった大人に贈る!」です。
今青春真っただ中にある若者のみなさんには大いに青春を謳歌していただき、仕事をバリバリこなしている大人のみなさんにはかつての青春時代に想いを馳せていただきたいのです。

私の処女作「俺たち花も実もある一浪組」が出版されて、早や2か月余りが経ちました。
多くのみなさんが次々に私の本を手に取ってくださり感謝しています。
読んでくださった多くの友人や知り合いのみなさんから、続々と電話やメールをいただいています。
多くのみなさんがわざわざ書店に足を運んで購入してくださったり、アマゾンのネット販売で購入してくださったりして、大変ありがたく思っています。

アマゾンのネット販売で購入していただいた、Amazonカスタマー(匿名)のお二人のレビューを紹介します

青春時代を懐かしく思い出させてくれる作品
キラキラしていたはずの自分の青春を思い出しました。
気持ちが若い時代に戻れるので、ぜひ、読んでみてください!
一人の青年の大学時代を描いた物語。
第一希望ではない大学への入学で、浮かない気持ちで静岡県から東北、宮城県仙台市の大学に通い始める。「絶望」から、新しい友達ができて「回復」する。キラキラした大学生活をおう歌して、「自由」を感じ、友情や恋愛を体験する中での「葛藤」が起こる。大学生1年目が過ぎていく。葛藤を克服して「希望」いっぱいの2年生が始まる。
という、すべて二字熟語でまとめた5つの章で構成されている物語です。
誰もが通過した青春時代。それぞれの記憶が思い出されるのではないでしょうか。
この本は、人物の描写が丁寧で、イメージしやすい文章でした。
仲間との会話の掛け合いも面白いので、そのまま人気の俳優さんが出演する青春ドラマにしてほしいな……と思いました。
そして、このあと5人の友情と恋愛はどうなるんだろう?と、その後を楽しく想像できるお話でした。

学生時代にタイムスリップ!
久しぶりに青春恋愛小説を愉しみました。
同窓会に参加し当時を思い出し懐かしむかのような…
“大人があの時あの場所”を思い出せる”そんなタイムスリップできるストーリーでした。
子供から大人になっていくその頃は全てが刺激的で成功にも挫折にも敏感で全てが密。
新しい環境に馴染んでいく様、大人になっていく様子を友情、恋愛を通して軽快に綴っています。
読み進めていくほどにほっこり優しく温かな気持ちになりました。

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