御殿屋台引き回し(浜松まつり)

旅行

 静岡県浜松市の「浜松まつり」が4年ぶりに、5月3日(水)・4日(木)・5日(金)の3日間にわたって開催されました。

騎馬武者行列

 今年はNHK大河ドラマ「どうする家康」の徳川家康役で人気の「松本潤」さんが5月5日に来浜され、騎馬武者行列を行うということで話題になりました。
 この騎馬武者行列を観覧できるのは、わずか2万2千人で私も抽選会に応募しましたが、残念ながら外れてしまいました。ですが、NHK防災アプリで生中継配信されるということで、早速自宅のテレビで視聴しました。
 ところが、午後2時42分に石川県珠洲市で大規模な地震があっため、途中で地震情報に切り替わってしまったので、最後まで視聴することができませんでした。

浜松まつりの歴史

 浜松まつりは今から約460年前に、当時浜松を治めていた曳馬城主の長男誕生を祝って凧を揚げたのがはじまりだと言われています。ですが、遠州地方(浜松・磐田・袋井・森)には古くから長男が生まれると端午の節句に凧を揚げて祝う風習が定着していましたので、今の浜松まつりに姿を変えていったようです。

二大ビッグイベント

 浜松まつりは2つのビッグイベントで構成されています。1つは中田島凧揚げ会場で行われる「凧揚げ」、もう一つは市内中心部で行われる「御殿屋台の引き回し」です。そして、今年はそれに花を添える形で、「騎馬武者行列」が行われたのです。
 凧揚げ会場には一般の自家用車の乗り入れは禁止されていますので、会場往復のシャトルバスが運行しています。今回は凧揚げ会場にはいきませんでしたが、4日(木)の夜の「御殿屋台の引き回し」を家族4人で観覧しました。

御殿屋台引き回し

 私たちが中心部の「御殿屋台引き回し」を見に行く途中で、引き回しを終えた御殿屋台が各町に帰っていくところでした。この後、自分の町内で威勢の良い「練り」が行われるのです。

旧東海道

 この道路は旧東海道です。この先が「御殿屋台引き回し」が行われる市の中心部になります。浜松まつりの間の夜間は、この広い道路は御殿屋台が通りますので、車は全面通行禁止になります。

月明りに映える、浜松市のシンボル「浜松アクトタワー」

 浜松まつりとは直接関係ありませんが、月明りに映える「浜松アクトタワー」(地上45階)があまりにも美しかったので、写真に収めてみました。手前を東西に走っているのが「旧東海道」で、アクトタワーから南北に走っているのが「アクト通り」になります。

御殿屋台引き回し動画

中心部の「御殿屋台の引き回し」を動画に収めましたので、じっくりとご覧ください。

 

浜松まつり
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「どうする家康」のキャストたち

 浜松市によると、「騎馬武者行列」の人出は約68万人で、3日間の人出は、延べ約255万5千でした。1996年以降で最多を記録しました。やはり、コロナ過で開催ができなかった、3年間のフラストレーションを一気に発散した結果の数字だと思います。
 最後に、抽選に当たって「騎馬武者行列」を観覧した知り合いから、「松本潤」さんと井伊直政役の「板垣李光人」さんの雄姿が送られてきましたので、掲載いたします。

 徳川家康役の最高にカッコいい「松本潤」さんの雄姿。観衆から「殿、殿」という黄色い声が飛び交いました。

 井伊直政役のちょっとはにかんだ笑顔が素敵な「板垣李光人」さんの雄姿。

おわりに

 4年ぶりの開催ということで、浜松まつりを待ち望んでいた地元の人たちや市外からも多くの観光客が浜松市を訪れました。祭りを楽しむだけでなく、浜松市は徳川家康ゆかりの地でもあるので、「浜松城」をはじめとする名所名跡を多くの観光客が訪れました。

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