惨憺たる結末

ランニング
1500m走

日本平桜マラソン

 静岡市の草薙陸上競技場のトラックに立ったのは、今回が二度目です。最初に足を踏み入れたのは、2018年4月、「第34回日本平桜マラソン」の10㎞男子壮年の部に出場した、61歳のときです。
 この大会は草薙陸上競技場発着の前半は上り坂をひた走る過酷なコースです。記録は56分08秒で、種目順位174位(597人中)、総合順位563位(1763人中)でした。年齢と上りの5㎞あまりをひたすら駆け上がっていくというコースを考えれば、まずますのタイムではないかと思います。

静岡マスターズ

 さて、今回は「第37回静岡マスターズ陸上競技選手権大会兼第29回県民スポレク祭陸上競技大会」という超なが~い名称の大会に、2022年(令和4)10月に参加しました。
 この大会への参加条件は日本陸連(日本陸上競技連盟)に登録していることと、事前に静岡マスターズ陸上競技選手権大会への申し込みをしてあることです。
 今回は陸上競技場のトラック内で60m走と1500m走の2種目にチャレンジしました。60m走は60歳~90歳以上の部で、1500m走は全クラスの部(満年齢18歳以上)です。
 前回のブログでも申し上げましたが、短距離と長距離を走ることそのものが常識を外れています。短距離2種目(例えば、60mと100m、60mと200m、100mと200mなど)とか、トラック競技とフィールド競技の2種目(例えば、短距離と走り高跳び、短距離と走り幅跳びなど)なら話は分かりますが、短距離と長距離の2種目はさすがに常識外れです。そのような組み合わせで参加した者は、僕以外誰もいませんでした。
 それにもかかわらず、なぜチャレンジしたのか? 
 それは、小・中学生のとき短距離が速かったので、今でもそこそこ走れるんじゃないのか、という甘い考えからでした。
 競技は先に1500m走を走ってから、ほとんど休みなしで60m走を走るという過密日程的でした。

1500m

 1500m走は1組と2組に分かれていて、1組は55歳~75歳、2組は24歳~50歳です。僕は1組で走りました。8人中第5位(2人途中棄権)、タイムは7分21秒23でした。

60m

 60m走は1組~5組まであり、僕は3組でした。7人中第6位(1人棄権)で、タイムは10秒98でした。

成績

 順位は5歳刻みですので、僕は1500mは65歳~69歳の中で1位、60mは65歳~69歳の中で6位(最下位)でした。いずれにしても、記録は情けないもので、「参加することに意義がある」レベルの大会でした。でも、初めて参加してマスターズ大会の様子がわかったし、楽しんで走ることができたので、とても良い経験になりました。――完

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