楽しみだったサツマイモ掘りが叶わなかった孫娘が大喜びした物とは?

アクティビティ

実家に植えたサツマイモの収穫に行きました。
町場で生まれ育った6歳の孫娘に、サツマイモ掘りを体験させるためです。
孫娘は他のやりたいことをキャンセルしてまで、サツマイモ掘りを選んだのです。
昨年は野生動物(恐らくサルでしょう)にやられたので、囲いを厳重にしました。
ところが、敵もサルもの!
またしても金網をけやぶって中に侵入し、1つ残らずサツマイモを持ち去りました。
あっぱれ!と敗北を認めざるを得ません。
孫娘はこの上なく悔しそうな顔を見せました。
そのお詫びにという訳ではありませんが、田舎ならではの珍しい物を見せてあげました。

孫娘は大喜びです。
田舎ならではの珍しい物とは?

田舎ならではの珍しい物とは?――その①

家の軒下に知らないうちにスズメバチの巨大な巣が作られていました。
たまに実家に帰って掃除をしたり、草刈りをしたり、茶の剪定をしたりします。
しばらく町場の自宅で暮らしている間に、スズメバチがコツコツと巨大な巣を作り上げたのです。
わかりにくい場所に作ったために、隣家の人から指摘されるまで気がつきませんでした。
家の東側の軒下です。

スズメバチの巣の行く末は?

このことを弟に話したら、「スズメバチの巣なんてめったに手に入らないから俺にまかせろよ」と言うのです。
秋が深まった頃実家に行って軒下を見ると、巨大なスズメバチの巣がこつ然と消えていました。
公言したとおり、弟の仕業です。
スズメバチの巣をどうやって取ったのか――そして、どこに行ったのか?
家の中に入って辺りを探しました。
それは――思いもかけない形で、ある物の中に納まっていたのです。

ガラスケースの中です。
弟は「うまいだろ? 高く売れるかもな」と自慢げに答えました。
父親譲りの器用な腕前を活かして、弟が手作りで仕上げたガラスケースでした。

田舎ならではの珍しい物とは?――その➁

四方を山に囲まれた実家の周辺には多くの野生動物が出現します。
ある日、私は茶の剪定をするために川沿いの茶園に行きました。
そのとき突然、茶畝の間から数頭のある野生動物が飛び出してきました。

客間にそのある野生動物の体の一部が飾ってあります。
「何だかわかる?」孫娘に問いかけました。
「角みたいだね?」
「そのとおり」

これは、今は亡き父が日曜大工の腕前を活かして作った、見事なシカの角の置物です。


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