第2回「ひと夏だけの夏休み」子供の頃の体験をベースに児童書を出版!

アクティビティ

誰でも子供の頃の楽しい思い出はあるでしょう。
もちろん、私にもあります。
私は山や川、緑がいっぱいの自然の中で生まれ、育ちました。
遊びのバックグラウンドは、濁りのない澄んだ川でした。
釣りやウナギの捕獲は父から教えられました。
やがて、それを実践に移すときがやってきました。
大きな魚を釣り上げ、生きのいいウナギを捕獲したときは最高の気分でした。
そんな私の子どもの頃の体験が児童書として誕生しました。
この作品は、初めてペンネーム「醒井田尚」(さめいたなお)で出版した児童書です。
2021年2月1日に初版を発行しました。
これは、前回の出版から3年ぶりに出版した本です。


物語の背景

小学5年の康介は両親を交通事故で無くしました。
一人ぼっちになってしまった康介は田舎のおばあちゃんに引き取られました。
康介は東京から田舎に転校してきたので、小学校や田舎の生活になかなか馴染めません。
同級生の賢一は、康介の境遇を可哀そうに思い、友達になってあげます。
賢一は父から教えられた魚釣りを康介に教えます。
また、賢一自身も知らなかったウナギの捕獲方法を権太じいさんから教えてもらいます。
康介と賢一は、魚釣りやウナギの捕獲を通して友情を深めていきます。
朝子おばあちゃんや権太じいさんが、この物語に花を添えています。

本の表紙

康介と賢一の5年生から6年生までのことが、物語の舞台になっています。
康介と賢一が小学生でたった一回だけの夏休みに、魚釣りやウナギの捕獲をする様子が描かれているので、「ひと夏だけの夏休み」というタイトルをつけました。
写真は私の実家の前を流れている「瀬戸川」です。
瀬戸川は天竜川の支流、「大千瀬川」のさらに支流の「相川」の上流に位置しています。

目次

物語は10のエピソードで構成されています。
目次の一部をご紹介します。
「転校生」は康介のことです。
「悲劇」は康介の両親の交通事故死です。
「朝子ばあちゃん」は、康介の父方のおばあちゃんです。
「権太じいさん」は、賢一にウナギの捕獲方法を教えてくれた師匠です。
「亀淵の主」は、今まで誰も釣り上げたことのない、亀淵という淵に住んでいる巨大ハヤのことです。
「ふてばり」は、ウナギの捕獲方法の一つです。

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