静岡県浜松市西区館山寺町の半島、通称「館山」には見どころがたくさんあります。
「とさか岩」を見学した後、遊歩道を西方向から北西に進んでいきます。
「祈願岩」を越えたあたりに湖岸に下りる道があります。
そこに広がっているのが「チャート海岸」です。
さらに遊歩道を北側に向かって進んでいくと、「富士見岩」があります。
そこを少し越えると、湖のちょうど真北あたりに「はなれ岩」があります。
そして、北東側には「西行岩」があるのです。
今回は北西方向にある「チャート海岸」と北東方向にある「西行岩」を紹介します。
祈願岩
「祈願岩」は赤く光る石で、夕陽に向かって大岩にてのひらをあててお願い事をすると、願いが叶うと伝えられています。
チャート海岸
「チャート」は海中プランクトン「放散虫」が水深2,000メートルほどの海底に堆積してできたものです。
この海岸の岩石は「酸化鉄」を多く含んで赤色が濃く、層の線がくっきりとわかるのが特徴です。
富士見岩
「富士見岩」は浜名湖と富士山を同時に眺めることができる絶景スポットです。
ここからは東名高速道路の「浜名湖サービスエリア」につながる橋も眺めることができます。
西行岩
平安時代から鎌倉時代に活躍した歌人「西行法師」が、この岩の頂上で朝夕座して修行したと伝えられています。
この岩の上で、「館山の 巌の松の 苔むしろ 都なりせば 君もきてみむ」と詠んでいます。
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