2024-03

故郷

「ダンプ母ちゃん」と呼ばれた母は4㌧ダンプを乗りこなしていた!

最初はこんな大きな車に乗るつもりはなかったんです。でも、現場ではどうしてもダンプを移動しなければならないときがあるでしょ。そんなときに限って男の人たちは忙しくて……そんなら、私が乗っちゃえって思ったんです。私、身長が145cmしかないんです。初めはつま先でペダルの操作をしてたんですよ。けど、今はダンプも乗用車と同じように、座席が前後にスライドできるようになってるんです。ボンネットの長い乗用車より、ダンプのほうがずっと楽ですよ。地元の広報誌「生き方の追求」に掲載されたときの母のコメントです。私の母は20年間建設会社に勤め、無事故・無違反の優良運転手表彰を受けました。母はいとも簡単に4トンダンプにまたがり、颯爽と建設現場に出かけていきました。建設会社のある浜松市天竜区佐久間町から、浜松市の中心部まで仕事に行くこともありました。母は建設会社和田班の紅一点でした。母は退職後は1日も欠かさずに畑仕事に精を出しました。そんな気丈な母も病気には勝てず、2019年5月3日、84年の生涯をまっとうしました。
アクティビティ

酪農体験―日本最北端の地・稚内市沼川にて―1977年(昭和52年)21歳の夏の思い出

1977年(昭和52年)7月5日(火)から8月3日(水)まで、北海道稚内市沼川で酪農のアルバイトを行いました。僕がお世話になったのは、「大和牧場」という名の2軒で共同経営をしている牧場でした。仕事の内容は、「サイロ内での牧草踏み」、「牧草の運搬」、「牛床に敷く寝わら切り」、「牛舎の掃除」、「搾乳」、「梱包作業」、「牛の放牧」、「仔牛の世話」など、多岐にわたりました。作業は午前5時から7時まで、朝食を挟んで正午まで、午後1時から5時まででした。
旅行

日本酒党の酒の愉しみ方 旅行先の宿で必ず日本酒の利き酒をします!

今回ご紹介するのは、静岡県熱海市の「ホテルニューアカオ」で注文した日本酒三種です。左から「舞扇」、「白隠正宗」、「日本刀PREMIUM」です。おいしい料理をいただきながら日本酒で一杯、最高の至福のときです。