銘茶勢揃い
表題をご覧ください。数学の計算問題です。答えはいくつになるでしょうか? うーん・・・そうです。17,500になりますね。
5月10日(水)に我が家のお茶摘みをしました。実は今年収穫した新茶は83,100g(83.1kg)でした。この生葉を茶工場で製茶にしてもらったところ、17,500g(17.5kg)の新茶ができました。数字の24、16、7は茶袋の数です。つまり、500g入り茶袋が24個、300g入り茶袋が16個、100g入り茶袋が7個できました。(写真の数はちがいます)
茶詰め
摘み取ったお茶(機械と手摘みで摘んだ生葉)は茶工場に持っていって、製茶に加工してもらいます。1週間くらい経つと「製茶」が出来上がります。それを自宅に持ち帰って、茶袋に詰める作業を行います。製茶袋に入れられた製茶を茶箱にあけて作業開始です。「シリカゲル」(乾燥剤)を入れた茶袋にレンゲスプーンですくって新茶を入れていきます。
計量と封入
その後、100g、300g、500gになるようにはかりを使って茶葉の量を調節し、アイロンを袋の口に当てて空気が入らないようにしっかりと封をします。
孫娘の茶詰め
夫婦でお茶詰めをやっていたら、長女と孫娘(小1)がやってきました。孫娘が「私もやってみたい」と言って、茶詰めを手伝ってくれました。
新茶試飲
茶詰めが終わると、みんなで新茶を試飲しました。我が家のお茶は無農薬で育てています。味がまろやかで甘みがあり、苦味があってとても美味しいです。温かいお茶で飲んでもよし。でも、一番のお勧めはこれからの季節です。新茶をパックに入れて2リットルボトルに水を注ぎ一晩冷蔵庫で冷やしておくと、翌朝には透き通るような黄緑色のお茶ができています。長女も孫娘も我が家のお茶が何よりも大好きです。
(注)「粉茶」は荒茶から煎茶をつくる製造工程で出た粉状の切れ端を集めたもの。「茎茶」や「芽茶」と並んで出物と呼ばれる。
おわりに
年々、茶園の規模を縮小しつつある我が家の茶園です。周辺ではお茶の栽培を取りやめる家々が増えつつありますが、我が家では根強くお茶の栽培を続けています。なぜならば、我が家のお茶はどこにも負けないくらい美味しいからです。我が家のお茶が大好きな長女曰く、「市販のお茶――あれはお茶じゃないよ。やっぱり我が家のお茶は最高においしいね」その言葉を聞くと、安易にお茶の栽培をやめられません。
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