「鎌倉殿の13人」ゆかりの地

旅行
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大河ドラマ館

 最初に訪れたのは「大河ドラマ館」です。静岡県伊豆の国市四日町にあります。館内は撮影禁止でしたので、入口の写真だけ撮りました。「伊豆箱根鉄道」の「韮山駅」から徒歩5分の場所です。今はすでに閉鎖されていますが、北条義時が栄華を誇った時代の様々な様子を知ることができました。

北条政子産湯の井戸

 大河ドラマ館を見学した後、北条義時ゆかりの地を散策しました。最初に訪れたのは「北条政子産湯の井戸」です。北条政子は源頼朝の妻で、北条時政の長女として1157年(保元2)に誕生しました。そのときに産湯の水をとったのがこの井戸です。

この井戸水を飲むと安産になるという言い伝えがありました

真珠院の真珠が淵

 次に訪れたのは「真珠院」の南側にある「真珠が淵」で、伊東の「八重姫」が入水したとされる場所です。「八重姫」は源頼朝の最初の妻で、頼朝の最初の子「千鶴丸」を産んだと伝えられています。

「八重姫」ゆかりの地「真珠院」
「八重姫」が入水自殺したとされる真珠が淵」

守山八幡宮

 次に訪れたのは、「守山八幡宮」です。ここは源氏の守護神・八幡神を祀ってある社です。1180年に高倉天皇の兄以仁王(もちひとおう)から平家討伐の命を受け、ここで挙兵したとされています。

源頼朝はここで平家討伐の挙兵を挙げた

願成就院

 次に訪れたのは、「願成就院」です。北条時政(北条義時の父)は「牧の方(後妻)」と共謀して将軍「源実朝」を亡き者にしようと企てたことから、息子の義時と娘の政子によって出家させられ、伊豆に追放されました。

「北条時政」ゆかりの地「願成就院」
願成就院にある北条義政の墓

光照寺

 次に訪れたのは、「光照寺」です。ここは源頼朝の宿館があった場所だと伝えられています。源頼朝の子で二代将軍「源頼家」にまつわる「頼家公病相の面」があります。この面は病気と政変によって修善寺に幽閉された頼家の様子を、母政子に知らせるために制作されたと伝えられています。

「源頼朝」の宿宿があったとされる「光照寺」

蛭が島

 最後に訪れたのは、「蛭ヶ島」です。平治の乱で源頼朝の父義朝が知多半島で暗殺され、頼朝本人の死罪も確実視されていました。でも、平清盛の継母池禅尼の命乞いで命は助けられましたが、伊豆の国の蛭ヶ小島(ひるがこじま)に流されました。

蛭ヶ島公園の「蛭ヶ島茶屋」―頼朝が島流しに会った「蛭ヶ小島」跡地
「蛭ヶ島の夫婦(ふたり」源頼朝と北条政子の銅像

おわりに

 今回、歴史が好きな妻のたっての願いで、伊豆の国市「鎌倉殿の13人」ゆかりの地を訪れました。「源頼朝」や「平清盛」はNHK大河ドラマで何度も放映されたし、歴史上も有名な人物なので知っていましたが、「北条義時」についてはあまり知識がありませんでした。ゆかりの地を訪れてみて、義時を取り巻く様々な人物の生涯や功績、不幸な境遇や悲劇などについて知ることができ、とても勉強になりました。

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