私の故郷、静岡県浜松市佐久間町には町を挙げての駅伝大会があります。
毎年1月の最終日曜日に開催されます。
町内外から100チームが参加します。
山間地なのでアップダウンやカーブがたくさんあります。
ですから、ランナーたちには大人気の駅伝大会です。
私も地元駅伝チームのメンバーで、毎年走っています。
この小説は、佐久間駅伝が舞台になっています。
物語は単なる駅伝シーンだけではありません。
ランナーたちの生きざまを絡めながら描かれています。
臨場感あふれる実際の駅伝場面は手に汗握ります。
まるで、読者のみなさんがランナーになった気持ちになれます。
病気、けが、両親の離婚、父親の死、同僚の事故死、部下のけが、仲間との軋轢など。
ランナーたちには消し去ることのできない過去がありました。
ライバルチームとの壮絶な優勝争いの場面は迫力があります。
みなさんに自信をもってお勧めできる駅伝小説です。
表紙と裏表紙
この小説について
2022年5月30日に初版を出版しました。
2回の改訂を経て、2023年2月27日に最新版が出版されています。
B4版、199ページで定価は2,000円(税抜き)です。
アマゾンのネット販売で購入できます。
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