無量寺
第2回は愛知県蒲郡市です。
2016年12月25日(日)に「無量寺(むりょうじ)」を訪れました。正式名称は無量寺ですが、通称を「ガン封じ寺」と言います。
この寺は真言宗醍醐派の寺院です。別称を「西浦不動」とも言います。創建は平安時代で本堂の奥に、中国の石窟寺院をモデルにした「千仏洞めぐり」があります。そこに入ると、洞窟の壁に「人間」とはどんな存在なのか書かれていました。
「人間」とはどういう存在なのか、この言葉にはっきりと謳われています。いい加減に生きていれば、それは堕落に繋がり、目的をもって生きていれば悟りを得ることができると言っています。人間は、「生と死の間を生きている」という言葉も含蓄がありますね。
説法
参拝した後、本堂に座って寺の由来とガン予防の説法を10分間聴きました。ユーモアを交えた説法で、思わず声を上げて笑ってしまいました。この説法は毎日、随時無料で聞くことができます。
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千仏洞めぐり
「千仏洞めぐり」は中国の敦煌・洛陽や蘭洲の石窟寺院をモデルにしています。この洞窟に入ると、ろうそくの炎がゆらゆらと揺れていて、ほの暗い通路をゆっくりと歩いていきます。すると、先ほどの「人間とは」の文言を目にすることができます。通路の壁面には千体の石仏を配置し、洞窟の奥にはガンダーラの仏や大日如来坐像が安置されています。拝観料は無料です。
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