一度は行ってみたい!  石山寺

旅行

 2021年7月15日(木)滋賀県草津市にある、紫式部ゆかりの「石山寺」を訪れました。

石山寺

 石山寺は東寺真言宗の大本山の寺院です。山号は石光山、本尊は如意輪観世音菩薩、開山は良弁、西国三十三所第13番札所です。
 2015年4月24日、「琵琶湖とその水辺の景観―祈りと暮らしの水遺産」の構成文化財として日本遺産に認定されました。

神社仏閣

 東大門――1190年源頼朝の寄進により創建――を入ると右手に「宝性院」、左手に「法輪院」がありました。さらに山門を進んでいくと、右手に「大黒堂」がありました。
 さらに右手の石段を上がって境内に出ると、手前に「観音堂」、奥に「毘沙門堂」がありました。さらに左手には「蓮如堂」、そして正面にある大きな建物が「本堂(国宝)」でした。本堂の「源氏の間」は紫式部が「源氏物語」を書いたところと言われ、本堂下の御堂は蓮如上人の母が石山観音の化身だと言われているので、その形見と言われる蓮如鹿の子の小袖を安置してありました。

梅園

 本堂を下ってから山道に入ると、「牡丹園」や「第三梅園」がありました。さらに進んでいくと、「第二梅園」、「第三梅園」がありました。そのほかに「多宝塔(国宝)」、「御影堂」などの建物がありました。

お食事処・甘味処

 門前にはお食事処や甘味処が軒を連ねていました。
☆甘味処「茶丈藤村(さじょうとうそん)」・・・島崎藤村ゆかりの密蔵院を模した建物と石山寺名物「たばしる」のお店です。
☆寿司・仕出し「香月」・・・地元民から長く愛されて続けている名店です。仕出しが中心なのでもし営業していたらラッキーです。
☆揚げみたらし「ほたるの里」・・・新感覚で話題の「揚げみたらし」は外はカリカリ、中はモチモチの新食感です。
☆花梨糖「ににぎ(ににぎ)」・・・古い都では小腹を満たすことを「むしやしない」と表現していました。そんな「むしやしない」にぴったりなお菓子を扱うお店です。
☆和菓子「叶 匠壽庵(かのうしょうじゅあん)」・・・二つの餅の上に、石山寺の象徴である硅灰石(けいばいせき)に見立てた小豆餡を力強く乗せた石餅です。
 そのほかにも、釜めしの「湖舟(こしゅう)」、ふなずし「至誠庵(しせいあん)」、「石山寺プリン本舗」、淡味の膳処「洗心寮(せんしんりょう)」、志じみめし「石柳(せきりゅう)」などがありました。

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